ホームベーカリー AucSale siroca SHB-612




先日、ホームベーカリーのレビューを書く機会がありまして、人生初のパン焼きに挑戦したのですが、これがやってみると意外と簡単にできてしまうので、ご紹介を。

http://www.aucsale.co.jp/products/brand/siroca/shb-612.html

1斤・1.5斤・2斤の3つのサイズに対応するモデルです。19メニューを搭載し、ヨーグルトや生キャラメル、ジャムなどパン以外のメニューも用意。パンの焼き色を「うすい・ふつう・こい」の3パターンから選択できます。
購入価格はAmazonにて8000円ほど。

今回は基本の食パンをやってみたので、ひと通り行程を解説。
本体のフタを開き、パンケースのハンドルをねじると本体から外せます。内部にはパンケースを囲むようにヒーターが配置されています。



基本の食パンの材料は、1斤焼きだと、水(180ml)、強力粉(250g)、砂糖(18g)、塩(4g)、バター(18g)、スキムミルク(6g)、ドライイースト(2.7g)。
焼き上がりまでの時間は4時間15分です。所要時間に関しては、作るメニューによってまちまちで、約3時間で焼き上がる「早焼きパン」や、約5時間かける「ソフトパン」などもあります。
用意した材料をパンケースの中に入れたら本体にセットし、メニューを選んでスタートすれば、あとは焼き上がるのを待つだけ。
ただしタイマー予約をする場合などは、ドライイーストが水に触れると発酵が始まってしまうため、強力粉を中央に多めに盛って真ん中に指でドライイースト用に穴をあけ、水に触れないようにして投入します。
ちなみに、電子計りの場合は、0.1g単位の細かなグラムを計れるものがおすすめです。



パンケースの底には羽が取り付けられ、開始から20〜30分は断続的に生地をこねます。それなりに音がするので、夜だとちょっと気になります。またメニューによっては途中で具材を入れるタイミングを知らせるブザーが鳴りますが、マナーモードをオンにすれば音を消すことができました。


焼き上がったらパンケースを外してひっくり返し、パンを取り出します。
網の上などに出してしばらく粗熱をとり、完成。
ちなみに焼き上がってすぐにパンを切ってしまうと、重さで潰れてきてしまうので、焼きたてはちぎって食べるのが良いそうです(これは、レビュー記事のときに専門家さんに教えてもらいました)。



出来上がりは、素人目にはけっこう本格的というか、ふつうに美味しいパンです。
構造上、パンの上の方が焼きが弱いので、パンの上だけ耳も柔らかめですが、1斤では全然気にならない仕上がりでした。

なお専門家さんも言っていましたが、ホームベーカリーの一番のポイントは環境作りだそうです。
今回はクーラーの効いた部屋(25度前後)で行ってますが、部屋が暑いとパンが発酵しすぎたり、寒いとあまり膨らまなかったりと、水温の調節が難しく、仕上がりは毎回変わってしまいます。
(取り説には、25度以上の部屋では水温は5度、10度以下の部屋では水温を20度と記載されてます。)
もっと高級なパン焼き機だと、この辺りも自動でやってくれるそうで、いつか試してみたいなあと。

てことで、なんだか作り方の紹介みたいになってしまいましたが、けっこうお手軽にできるので、気になる方、ぜひぜひチャレンジしてみて下さい。






ちなみに、発売中の家電批評(13年11月号)にてレビューしたのは、山善のホームベーカリー『YHB-M560』でした。
記事中の評価は振るいませんでしたが、0.5斤焼きができるので、ちょこっと試してみたい一人暮らしの人など、もうちょっと安くなったら、アリかも。

ちなみにちなみに、時間の制約などもあり、この記事のために両機種とも購入したことを、そっと告白。
原稿料、飛んじゃいました。猛省。。

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